ゆめ色クッキング
私が小学生の頃から愛読し、一番リスペクトしている料理マンガがこれ。
「ゆめ色クッキング」です。
グルメやお料理の楽しさに目覚めたのもこの漫画が原点で、そりゃもう好きすぎて1巻のアイスボックスクッキーレシピのページなんかは、作りすぎてココアや小麦粉で粉まみれになっちゃってメルカリでも絶対売れません(笑)
キレイでも売らないけどね😆
愛読していたのは間違いないですが、正確に言えば、当時お金がないので、3歳上の姉のマンガをこっそりし借りて読んでいました。今も実家に大事に保管してあります。
あらすじ
料理が大好きな女子高生、後藤芹香。
自分が作った料理で周りをハッピーな気持ちになってもらうことが彼女の幸せでもあります。
高校生ながら、真心を込めて作る彼女の料理の腕は相当のもの。有名料理家であるお母様の血をしっかり受け継いでいます。
料理雑誌“Teen’sぐるめ”の編集者、南野さんに見染められ同雑誌ではコラムページも持つほどに。
そんな彼女が作るオリジナルレシピに読者も食欲をそそられまくり!
お料理コミックではありますが、少女漫画なので少しラブもあります。今時珍しい爽やかラブです(笑)
鈍感な芹香と同じく鈍感な南野さん。
年の差はあるけれど、お互いが尊敬している関係の中、ゆっくりと温まっていく二人の恋の行方が気になる名作です。
付録の「猫のサマンサちゃん」が解説してくれるお料理レシピは必見!!
バレンタインチョコ、ちらし寿司など、季節ごとに役に立つレシピ満載です♥
4巻に登場する「おもち入りチーズ春巻」を再現!
4巻の中身はこんな感じ♥
秋冬メニューが盛りだくさん♪
この中の第6話「ふっくらチーズ春巻」を再現レシピ風に作ってみました😄
芹香ちゃんの「おまたせー」というできあがりシーンに思わずゴクリ(^q^)
マヨネーズとケチャップのオーロラソースで食べるのが美味しいんですよね♥
お餅、チーズ、春巻、油、マヨケチャとかなりカロリー高そうだけど、、美味しいから仕方ない!止まらない!😆
ダイエットなんかやめちまえ~!w
私のできあがりシーンです(笑)↓↓
あらら、、、
漫画に比べるとほかほかトロ~ンの描写が弱い😅でも、美味しかったよん♥
材料と作り方
サマンサレシピを参考に作りました😸
誌面にはハムは出てきませんが、冷蔵庫にあったので、ハムありと、無しので少しアレンジしました😄
正月に残ったお餅
スライスチーズは4枚くらい重ねて切る。厚めのほうが美味しい。
オリジナルのハムミルフィーユ
8個作りました。春巻カットするのが面倒で大きいサイズで作りました(笑)
サラダ油で中火でスタート
チーズが脇から漏れだし、油の泡立ち方が半端ない。焦ります😱💦
上手く揚げるポイントは、お餅を7㎜、8㎜と薄めにスライスすることですね。
チーズがお餅よりも早く溶け出すので、チーズと同じ厚さぐらいにしておいたほうが無難です。
私は気付いた時すでに遅しで失敗しましたが(笑)、次回は成功させるぞ!
でも、なんとか完成!!
お餅ちと固めだったけど、チーズがいい感じにとろけてて、外パリパリでめちゃめちゃ美味しかった😋🍴💕
旦那様とビールで乾杯しました(^-^)
登録なしで全巻無料で読める
信じられないことに「ゆめ色クッキング1巻~7巻」の全巻が無料で読めるサイトが存在します。
それが、マンガ図書館Zです
登録無しで、触りだけでなく、全話読めるという夢のようなサイトです。
読んでいると、たまーに広告が出てきますが、ほんの少しでストレス無しにサクサク読めちゃいます。
また、広告料は全額漫画家さんに還元されるのでファンの方はここで読むことでも応援できちゃいますね(^_-)
(※くりた陸さんは2017年に乳ガンでお亡くなりになりましたが、闘病中もくりた先生の生活や執筆、そして心の支えになっていた旦那様や娘さんの為になれたらいいですよね。)
ゆめ色クッキング パリ編
クラウドファンディングで基金を集めて、作者と熱いファンの間で実現できた「新章ゆめ色クッキング パリ編」
「ゆめ色クッキング」の続編、大人になった芹香の物語「新章 ゆめ色クッキング」。連載中に描けなかった主人公と夫とのパリ旅行、バレエダンサー編を描きたい! くりた陸のクラシックバレエ経験を活かした、そして、ゆめ色には欠かせない料理レシピも交えたお話。
※結婚してすぐのパリ生活が描かれています。
Amazonで100円で読めますが、まずはお試し読みという方はこちらから!
私はAmazonで購入して読みましたが、なんか感慨深いというか、嬉しかったなぁ。南野さんと結婚したあと気になっていたので。作者がバレエ経験者ということも驚きでした😊
さいごに
作者のくりた陸さんは2003年から乳がんを患い、一度は回復へ向かったものの、再発。
全身に転移し、左目の視力を失いながらも命懸けで執筆活動を続け、漫画を書ききった後、亡くなってしまったんですね。
陽だまりの家では、病気と闘いながらも娘さんとの生活を描かれた話も泣けてきます。
漫画家としてのプロ魂と家族への半端ない愛情が伝わってきます。
くりた陸さんは亡くなってしまいましたが、くりたさんが残した作品は、私達読者の心に熱く永遠に刻まれてゆくことでしょう。
心からご冥福をお祈りいたします。