心の叫び

【読書感想】韓国文学「私は私のままで生きることした」は心に響き共感しまくり!

久しぶりに自己啓発本を購入した。

本の売り上げランキング上位の棚に並んでいた本。

ゆるい書体で書かれたタイトルは・・・

「私は私のままで生きることにした」

帯には「韓国で70万部突破!」「日々を懸命に生きる、平凡な私たちへのエール」と書かれている。

自己啓発本は「自己実現を図る」という前向きな点もあるが、だいたいは思い悩んでいる時に自分をそっと励まして欲しくて手に取るもの。

自己肯定感の低い私。

この本は、他人の言葉に惑わされがちな自分が、ありのままの自分を理解し認め、自分の価値観を第一に、これから生きていくべき!と教えてくれる本だ。

誰かのエキストラのような少女時代

少し私の話をさせていただきたい。

振り返れば、パッとしない私の人生。

劇ではヒロインとかに選ばれたことがないし、プレッシャーに弱いのでやりたくもなかった。

韓国ほどではないけれど、まだまだ学歴重視・競争社会の日本。

目立たないように、失敗だけはしないように、とりあえず「中の中」ぐらいの位置にはなんとか居よう。

親に少しでも喜んでもらえうように学校も就職も無難なとこ抑えておこう。実際そうなれたかは疑問があるが、そう思ってきた。

なりたい自分像もわからず、最低な就活時代から自己啓発本は読んでいた。そしてなんとか社会人になり、誰にでもできそうな事務職に就いた頃、ますます悩み読むようになる。

思えば20代終わりまでずっと本当の自分探しを続けていた私。

青い鳥・症候群が抜けたのは30代に入ってから。

結婚して、子供を二人授かり、育児に追われる毎日。過去、自分を必要としてくれる人はあまりいなかったが、息子二人のおかげでやっと自分の存在意義を見出せた。人生初のモテ期がきたのだ。

専業主婦になってからは、すっかり隠居生活。社会との繋がり・摩擦が少なくなったせいなのか、自己啓発本からは遠ざかっていた。

働いているとどこにでも嫌なやつはいる。スルー力が必要だろうが、組織が苦手で個人主義者の私は会社という場所はどこも居づらかった。(表面上は笑顔で、内心はモヤモヤ)

夫に扶養され、衣食住の心配がなくなった今。悩みはお金でも人間関係でもなく、自分自身の生き方についてだった。

二人の息子に誇るべき母親になりたいと思った。偉くなるとか、すごい仕事をするとかじゃなくて、自分に自信を持ち、信念を貫き、言いたいことを他人に言える人になりたいと。

そして、自分の人生をちゃんと生きてる母親になりたいと・・・。

ここで本題に戻る。
「私は私のままで生きることにした」

乙女心をくすぐる可愛いらしいパープルカラーの表紙に思わず惹きつけられ手に取り、食い入るようにタイトルと目次を読む。それだけで面白かった。

自己肯定感が恐らく他人より少し低めで、いつの時代も、どのステージにいても自分自身にモヤモヤする私。

その❛going my way❜的なタイトル・目次だけでどこかワクワクせずにはいられなかった。

読んだ結果、ものすごく良本だったので、簡単にこの本の紹介と感想を書きたいと思う。

【内容】私は私のままで生きることにした

「私は私のままで生きることにした」は元々、韓国の作家「キム・スヒョン」という20代の女性が書いた自己啓発本。イラストレーターでもあり、挿絵も全て彼女が描いている。

自分らしく生きるための方法を「To do list」としてまとめた本である。

韓国の男性アイドル・BTS(防弾少年団)のジュングク氏が愛読していることがSNSでも話題に。(彼の足元に、この本がチラッと映り込んでおり、それをファンは見逃さなかったww!)

書名:私は私のままで生きることにした

著者:キム スヒョン

訳者:吉川南(よしかわみなみ)

出版社:ワニブックス

出版年:2019年2月23日

ページ数:287ページ

価格:1300円(税別)

【目次】と【To do list】

目次&To do list~私は私のままで生きることにした~

人と比べて、何になる?
誰かと比べて生きるなんて、もうやめたらいいよ。

韓国の若者を中心に大反響!
世界にたった一人しかいない“自分"を大切にして生きていくために、忘れないでほしい70のこと。

はじめに

Part1:自分を大切にしながら生きていくためのTo do list

※70のリストから各項目ごとに一部抜粋します

□意地悪な相手にやさしくする必要はない

□人生から数字を消そう

□完璧な人生なんてない

□自分生き方を尊重する権利をもとう

Part2:自分らしく生きていくためのTo do list

□ゆるぎない自尊心をもとう

□誰かの期待に応えようとしてはいけない

□自分が輝ける場所で生きていく

Part3:不安にとらわれないためのTo do list

□未来のことについて適当なシナリオを書かない

□本当の解決策を見つけよう

□しんどいときには、しんどいと言おう

Part4:共に生きていくためのTo do list

□お互いに最低限の礼儀を尽くそう

□寛大な個人主義者になること

□憎まれることを恐れて、いい人になるのはやめよう

Part5:よりよい世界にするためのTo do list

□ときにはつまらない話もする

□希望の根拠をつくろう

□お金には換算できない自分自身になろう

Part6:いい人生、そして意味のある人生のためのTo do list

□みんながそれぞれに幸せになる

□過ぎ去った過去と決別する

□自分の幸せに関心をもつ

□大人として生きる

おわりに:訳者あとがき

ゆるいイラスト付きで読みやすい

この本の著者、キム・スヒョンさんが描いたイラストも文章の合間にいくつか入ってて、より文章を理解できます。挿絵はどこか、肩の力が抜けた雰囲気で癒されます。

みんな仲良し!が重要なのではなく、自分の意見を言いつつも、お互いを尊重する気持ちが大切だと思う。

とはいえ、どう頑張っても解り合えない人たちも実際ごまんといる。話していて頭ごなしに否定されると頭にきちゃう。だって人間だものww(ぼっち母)

キム・スヒョンさんについて

著者 キム・スヒョンさんの紹介

イラストレーター・作家。まじめだけど深刻ぶらない、明るいけど軽くはない人。

美大には行ってないけれど、絵を描くのが好きで、デザインを勉強したことがある。文系とデザインのあいだにいて、現在はイラストを描き文章を書いている。

韓国では本書の他、3冊の著作がある。

◆instagram⇒217design

●キム・スヒョンさんをインタビューした記事を見つけたので貼っておきます♪

12万部突破!『私は私のままで生きることにした』著者、キム・スヒョンさんインタビュー<前編>

【感想】「私は私のままで生きることにした」は良本!

私は私をいちばん大切にするべきだし、大切にしてくれない人のために、リアルでもSNSでも、心をすり減らす時間は勿体ないと思わせてくれる1冊。

リストにある通り、本書を読んで、私もこう強く思えた。

・意地悪な相手にやさしくする必要はない

・人生の問いを後回しにしない(希望の根拠を作る)

・自分が輝ける場所で生きていく

・誰とでも仲良くしようと頑張らない

・完璧でないものを愛する

自分より若い、韓国の女性が書いた本だけれど、「えっ!?こんなこと私もあった!」と、まるで自分自身の問いの答えのように、心に響く言葉が沢山あった。

キムスヒョンさんの今まで味わった苦い経験は、自分も過去に似たようなことがあり、等身大のように文章がすっと頭に入ってきた。

イラストはやさしい感じだが、けっこうズバズバ核心をついた言葉ばかりで飽きないで読める。

そして強い言葉たちはグサグサと胸に刺さり、今まであえて考えないようにしていた面倒くさい事柄にも背を向けずに考えてみようと思えた。

そして、読み終わると、よし、よりよい人生を送るために自分軸を大切にしてもっと頑張ろうと思える素敵な本だった。

学生や社会人なりたてはかなり胸に響くこと間違いなし。

しかし、いつ手に取るかが重要なのではなく、山あり谷ありの人生。迷う時、誰かに何かを言って欲しい時、そっと手に届く場所に置いておきたいと思える本だと思う。

【SNS】読んだ人たちの感想

試し読みができるサイトの紹介

立ち読みできる人なら、それに越したことはないですが、時間がない人にとってはネットの無料・試し読みがオススメ。

試し読みだけ読んでも、この本が神本だということがわかりますよ、きっと(*´ω`*)

Book Liveで「私は私のままで生きることにした」を試し読みしてみる

※登録なしで、アプリ、ブラウザの2種類から読むことができます♪

さいごに

少し前に流行った曲がある。

ゲスの極み乙女の「私以外私じゃないの」

当時はそんなに心に刺さらなかったのだが、この曲がやけに最近染みてくる。

サビの歌詞にはこうある。

私以外私じゃないの

当たり前だけどね

だから報われない気持ちも整理して

生きていたいの

普通でしょう。

引用:ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」歌詞より

有名になったり、偉くなったり、誰かに好かれるのも大切だけど、自分を信じ、平凡な自分のことを好きでいたい。

それがけっこう難しいから・・・この本に出会えて本当によかった。

あなたのままでいいんだよと背中を押してくれた気がした。

自分の「モノサシ」を信じて、良い、悪い、楽しい、そして「愛すべき人・モノ・コト」を追求していきたい。

それから・・・アナと雪の女王2を観に行こう(笑)

最後までご覧いただきまして誠に誠にありがとうございました(*´ω`*)